「カジノホテル」に泊まる前に知っておくべきこと

頻繁に旅行に行く方、家族で海外に行く方、初めての休暇を計画している方などに向けて、世界中に「カジノホテル」が誕生し始めています。さらに、カジノ観光が増加していることから、現地でカジノホテルに宿泊すれば、ほぼ間違いなく旅行を楽しめるでしょう。

そもそもカジノホテルとは、カジノが所有または提携している高級ホテルやリゾートのことで、お得な宿泊料金、便利な立地、さまざまなエンターテイメントへのアクセス性など、ギャンブルをするつもりがなくても、宿泊先として最適な選択肢となります(しかも、カジノホテルに宿泊するだけですべてが完結するので、他の費用が節約できる場合もあります!)。

ただし、カジノホテルに宿泊するとなると、一般的なホテルとは異なり、いくつか注意すべき点があります。ここでは、泊まる前に知っておくべきポイントを何点かご紹介します!

「カジノホテル」に泊まる前に知っておくべきこと

昨今の旅行者の悩みの種である「セキュリティ」ですが、カジノホテルの良いところは、セキュリティが非常に厳重であることです。カジノホテルは、ホテル全体の中でも最も警備が厳しいと言われています。

多くのカジノはそれぞれ独立した警備会社を雇っており、ゲーミングライセンスを守るために警察官まで配置している場合もあります。攻撃的な態度をとり、少しでも怪しいと思われるゲストがいれば、即退場させられます。

カジノホテルの宿泊客として安全なので、安心してよく眠れるかもしれませんが、自分の行動つまりアルコール摂取をコントロールしなければならない、ということでもあります。

さらに、カジノには至る所にカメラが設置されていることも覚えておいてください。カジノにいる間は、馬鹿げたことをしない方がいいでしょう。

チップが必要かどうかは、訪問先の国によって異なります。例えば、オーストラリアではチップの文化はなく、支払う金額にはすべてのサービス料が含まれています。

しかし、チップが必要な国を訪れた場合、例えばディーラー、カクテルウェイトレス、ホテルの係員、清掃員などは最低賃金を受け取っており、ほぼチップに頼っていることを覚えておきましょう。

このような状況では、1ドリンクにつき1ドル、レストランでは総請求額の15〜20%をチップとして渡すのが一般的です。車を運転してホテルのバレットを利用する場合は、2~5ドルのチップを渡すのが一般的です。

ベルマンには数ドルを渡し、部屋のサービスを担当するハウスキーパーにも同額を残しておきましょう。カジノのゲームテーブルを訪れる場合は、特別なリクエストを受けたコンシェルジュには10ドル、ディーラーには1時間あたり平均5ドルを渡します。

また、賭博や飲酒の最低年齢は、チップと同様、国によって異なります。海外で法的な問題に巻き込まれないためにも、事前に把握しておくべきでしょう。また、カジノホテルはセキュリティが高いことも特筆すべき点です。

米国の飲酒可能な年齢は21歳ですが、ギャンブルに関しては、州ごとに最低年齢が設定されています。特定の州では18歳ですが、ほとんどの州では飲酒年齢に合わせて21歳となっています。

一般的には、カナダでは19歳以上でないとカジノに行けませんが、オーストラリア、イギリス、ヨーロッパのほとんどの国では18歳以上でないといけません。